リメイク版『ディノクライシス』がPS5/PS4向けに配信開始。アップレンダリング・新機能追加で遊びやすく

2024年11月26日、カプコンは恐竜版バイオこと『DINO CRISIS(ディノクライシス)』をPS5およびPS4向けに配信開始した。『ディノクライシス』は、カプコンが1999年にPlayStation向けに発売したサバイバルホラーゲーム。

この再リリースは、10月にPS Plusプレミアムプラン加入者向けの「クラシックスカタログ」に追加された後、単品の買い切り型タイトルとして提供される形となった。価格は税込1,000円。

『ディノクライシス』の舞台は、軍事施設が設けられた南海の孤島。3年前に死亡したとされる次世代エネルギー「サードエナジー」の研究者、カーク博士がこの島で生きているとの報告を受け、政府直属のスパイである主人公レジーナが博士を連れ帰る任務を受ける。だが島に到着したレジーナが目にしたのは、現代に存在するはずのない恐竜たちだった。

『ディノクライシス』は、俯瞰視点とラジコン操作を採用しており、これによりプレイヤーはキャラクターを左右に回転させることが可能。このシステムは「バイオハザード」シリーズを踏襲しており、敵がゾンビではなく恐竜である点が特徴だ。

今回の再リリースにあたり、いくつかの新機能が追加された。解像度のアップレンダリングやカスタムビデオフィルター機能が追加され、さらに巻き戻し機能やクイックセーブ機能も実装。

『ディノクライシス』シリーズは、2003年にXbox向けに発売された「ディノクライシス3」以降、新作がリリースされていなかったが、今回の再リリースにより、シリーズの新展開に対する期待が高まる。

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