『フィア・ストリート:プロム・クイーン』がNetflixで独占配信開始 ─ 80年代スラッシャー復活

Netflixは5月23日より、人気ホラーシリーズの最新作『フィア・ストリート:プロム・クイーン』を全世界独占配信開始した。本作はR.L.スタインの1992年の小説『The Prom Queen』を原作とし、1988年の架空の町シャディサイドを舞台に、プロム・クイーンの座を巡る高校生たちの熾烈な争いと、連続する不可解な失踪事件を描いている。

監督は『最悪の選択』で注目を集めたマット・パーマーが務め、共同脚本にはドナルド・マクレアリーが参加。主演はインディア・ファウラーが務め、スザンナ・サン、フィナ・ストラッツァ、アリアナ・グリーンブラット、キャサリン・ウォーターストン、リリ・テイラー、クリス・クラインらが脇を固める。撮影はカナダのトロントとハミルトンで行われ、1980年代の雰囲気を忠実に再現した。

物語は、シェイディサイド高校のプロム・クイーン候補者たちが次々と失踪する中、アウトサイダーのロリ・グレンジャー(インディア・ファウラー)が、家族の過去の汚名を払拭すべく王冠を目指す姿を描く。しかし、候補者たちが次々と惨殺される事態に発展し、ロリは恐怖の渦中に巻き込まれていく。

本作は、2021年に配信された『フィア・ストリート』三部作に続く第4作目であり、スタンドアローン作品としても楽しめる構成となっている。80年代のティーン・スラッシャー映画へのオマージュを込めつつ、現代的な視点で再構築されたストーリーが特徴だ。R.L.スタイン自身も「映画は恐怖を高め、ホラーを持ち込んでいる」と評価している。

『フィア・ストリート:プロム・クイーン』は、Netflixにて全世界独占配信中。80年代のノスタルジーとスプラッター要素が融合した本作は、ティーン・ホラーの新たな傑作として注目を集めている。

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