『Friday the 13th: The Game』のサービスが2024年12月31日をもって遂に幕を閉じた。『Friday the 13th: The Game』は、映画「13日の金曜日」をベースにした非対称型マルチプレイヤーゲーム。2017年5月にリリースされた本作だが、映画のライセンス期間の終了に伴い、ゲームの販売は2023年12月31日をもって終了。オンラインプレイについても2024年12月31日をもって終了した。
『Friday the 13th: The Game』は、PC、PS4、Xbox One、Nintendo Switch向けにリリースされたサバイバルホラーゲーム。プレイヤーは、ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンと、キャンプ場を訪れた若者たち(カウンセラー)に別れて対戦。基本的には8人の中からランダムで1人ジェイソン役が選ばれ、「ジェイソンが若者たちを襲う」という原作同様のゲーム展開で進んでいく。
ジェイソンに選ばれた1人は、時間経過とともに解放される能力を駆使しながらカウンセラーたちを殺害していく。一方でカウンセラー側の7人は仲間と協力し合いキャンプ場から脱出するか、20分間ジェイソンから逃げ切る、もしくはジェイソンを殺害すれば勝利となる。
本作は、オンラインサーバーにて全世界のプレイヤーとの対戦が可能であったが、2024年12月31日をもってサーバーが閉鎖された。オフラインであれば引き続きマルチプレイが可能であるが、いつまでプレイできるのかはまだ明らかになっていない。
『Friday the 13th: The Game』は、世界中で人気を呼んだだけに、本作完全終了の衝撃はかなり大きいだろう。今後ライセンス問題を乗り越えて、新たな展開を見せてくれることを期待したい。