
ドラガミゲームスは7月17日、ゾンビアクションゲーム『LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)』の新たなIP展開を開始すると発表した。これに伴い、台湾のIP投資・開発企業NADA HOLDINGSとパートナーシップ契約を締結し、同作品に関する複数の新規プロジェクトを共同で展開していく。
『ロリポップチェーンソー』は2012年にリリースされたアクションゲームで、アメリカ西海岸を舞台に、ゾンビと戦うチアリーダー・ジュリエットの活躍を描く。華やかなビジュアルとバイオレンス描写、ユーモアを融合させた独自の作風が支持を集め、2024年にはリマスター版『ロリポップチェーンソー RePOP』も発売された。シリーズ累計販売本数は150万本を超えており、長年にわたるファンの支持を背景に、今回の新規展開に至った。

新プロジェクトでは、異業種とのコラボレーションやクロスメディア戦略も視野に入れており、すでに企画準備とチーム編成が進行中。原作の精神とビジュアルスタイルを尊重しつつ、新たな価値の創出に取り組む方針を両社は示している。
パートナー企業であるNADA HOLDINGSは、アニメやゲームのIP開発に関する豊富な経験と実績を持ち、クロスメディア展開に関するノウハウやリソースにも強みを有する。両社は、今後『ロリポップチェーンソー』のブランドをさらに拡張させていくことで一致しており、IPの多角的な活用によるグローバル市場での展開を視野に入れているという。