
映画『M3GAN/ミーガン 2.0』が6月27日(木)、北米で公開され、初日プレビューでの興行収入は約150万ドルとなった。これは前作『M3GAN/ミーガン』(2022年)が記録した約280万ドルに対し、約46%の減少となっている。
監督はジェラード・ジョンストン氏、主演のアリソン・ウィリアムズや、ヴィオレット・マグロウらが前作から続投。本作ではAI搭載ドールM3GANが、自身の設計図を基に製造された軍用ロボット“AMELIA”との対決に巻き込まれていく物語が展開される。
興行成績の観点では、プレミア上映時点の比較において、先代からの伸び悩みが鮮明となった。前作は木曜夜のプレビューで約280万ドル、初日デイワンで総額1170万ドル以上を稼ぎ、北米週末成績は3040万ドルを記録したが 、本作はまずはじめの一歩を大きく下回ったかたちだ。
海外掲示板でも関心が集まり、あるユーザーは「Poor M3GAN 2.0 only a paltry $1.5 m in Thursday previews and headed for maybe $10 m-12 m on the weekend.」(木曜プレビューはわずか150万ドルで、週末トータルも1000万〜1200万ドル程度では)と投稿されており、公開週末の成績見通しは先代の半分以内との見方が強い。
この傾向は、他の夏期大作――たとえばブラッド・ピット主演『F1』など――との比較においても顕著で、『M3GAN/ミーガン 2.0』は公開週末に2000万ドル台中盤の成績になる可能性があるとされている。