考古学ホラー『The Children of Clay』リリースからわずか1ヶ月足らずでSteamレビュー500件を突破。来月には日本語にも対応する予定

Balazs Ronyaiは3月23日、『The Children of Clay』のSteamにおけるレビュー数が500件を突破したことを報告した。3月8日にPC(Steam)向けに配信を開始してから、わずか1ヶ月足らずでの達成となる。

『The Children of Clay』は、短編の考古学ホラーゲーム。プレイヤーは考古学者として、友人から送られてきた古代呪物を調査することになる。本作にアクション要素はなく、基本的にはポイント&クリックというシンプルな操作で進行する。

本作では、実際の彫刻を用いたストップモーション技法による映像表現を採用。遺物は360度回転させて確認でき、拡大鏡で細部を観察することも可能だ。

また、そばに置かれた書物を利用し、特定の用語を検索して詳しく調べることができる。プレイ時間は約10分と短いが、独特の雰囲気が印象的な作品となっている。架空の要素を含みつつも、ハンガリー神話を題材としている点も特徴だ。

そんな本作は、配信開始から間もなく評判は上々で、記事執筆時点のSteamユーザーレビューでは、686件中99%が高評価の「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。

特に本作の雰囲気に関する評価が高く、「遺物の不気味なビジュアルや不穏なストーリーが恐怖心を駆り立てる良作」「本当に目の前に遺物があるかのような場の作り込みが素晴らしい」といったコメントが寄せられており、恐怖を煽る演出よりも、じわじわとした不安感を醸し出す作風が支持を集めているようだ。

『The Children of Clay』はPC(Steam/itch.io)にて無料で配信中。来月には日本語をはじめ、ブラジルポルトガル語やスペイン語にも対応する予定。

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