
協力型ホラーゲーム『Lethal Company』が、6月1日に大型アップデート「バージョン70(v70)」を配信した。今回のアプデでは、新しい敵やマップの変更、ゲーム機能の強化など、大幅な内容更新が行われている。

最大の注目点は、新たな敵「Giant Sapsucker」の登場だ。この大型の二足歩行鳥類は、昼間の屋外マップ「Vow」に出現し、卵を守るためにプレイヤーを執拗に追跡する。扉をこじ開けて中に入ってくるため、これまで安全だった場所にも注意が必要になった。

マンションの内部構造もリニューアルされ、浴室や庭付きの部屋など新しいタイプの部屋が複数追加された。探索の自由度が広がり、道順もこれまで以上に複雑になっている。

さらに、レーダーシステムが強化され、味方の位置や出口の方向がより分かりやすくなった。ターミナル画面には仲間の顔が表示されるようになり、連携もしやすくなった。

新しい家具も登場。冷蔵庫や犬小屋、ソファなどが置けるようになり、一部は座ったり収納に使うこともできる。また、マップ「Artifice」には新たな物語要素となるログも追加され、世界観の深掘りが進んでいる。移動用の「Company Cruiser」も性能が上がり、操作性が改善された。加速ブーストも使えるようになり、よりスムーズな移動が可能になった。

開発者のZeekerss氏は、今後も新モンスターやマップ改善を予定しており、正式版リリースに向けて開発を続けていくという。今回のアップデートにより、『Lethal Company』はさらに遊びごたえのある作品へと進化した模様だ。

『Lethal Company』は、現在PC(Steam)にて早期アクセス版が公開中だ。