『子鹿のゾンビ』日本公開決定 ─ モンスター化した“バンビ”が危険な復讐者に

1942年公開のアニメーション映画『バンビ』を大胆にリアルホラー化した実写作品『子鹿のゾンビ』(原題:Bambi: The Reckoning)が、2025年8月29日より新宿ピカデリーほか全国の劇場で公開されることが発表された。

本作は、Jagged Edge ProductionsとITN Studiosによる“Twisted Childhood Universe”シリーズの最新作として位置づけられており、ディズニーの名作アニメとは一線を画す作品となる。監督はダン・アレン、脚本はリース・ウォリントンが担当。主演には『Game of Thrones』などで知られるロクサンヌ・マッキーらが起用されている。

物語の舞台は、1914年の森林地帯。母親を交通事故で失った子鹿・バンビが凶暴なモンスターに変貌し、人間たちに襲いかかるという内容で、クラシックな原作とは構成が大きく異なる。

本日到着した日本版特報では、暗闇に包まれた森林や横転した車体の上で雄叫びを上げるバンビの姿が初披露され、モンスター化したその異様な存在感が確認できた。

製作は、同ユニバースの前作『プーあくまのくまさん』シリーズと同様にロウバジェットながら興行的成功を収めており、今回も“公共圏ホラー”への再解釈作品として注目されている。

『子鹿のゾンビ』(原題:Bambi: The Reckoning)は、2025年8月29日より新宿ピカデリーほか全国劇場で公開。

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