
漫画家・いのうえ空による最新作『異界撤退パラベラム』第1巻が、5月9日にKADOKAWAより発売された。本作は、月刊ドラゴンエイジにて連載中のオカルティック異界ガンアクション作品で、いのうえにとって代表作『ゼロイン』以来14年ぶりの本格ガンアクション漫画となる。
物語は、高校2年生の日暮皇麻が帰宅途中の電車で眠り込み、目覚めると見知らぬ駅「簓木駅」にたどり着くところから始まる。そこで彼は、行方不明者としてポスターで見かけた女子高生・伊波茉由瑠と遭遇し、突如として銃撃戦に巻き込まれる。皇麻は、撃たれても死なないという特異体質を持ち、伊波から「レアアイテム」として認識され、共に異界からの脱出を目指すことに。作品は、異界という未知の世界でのサバイバルと、銃撃戦を中心としたアクションが展開される。

いのうえは、本作について「懐かしい我が家に戻ったような、新しい新天地で挑戦するような気持ちで、自分の好きをいっぱい散りばめて執筆しています」とコメントしており、過去作『ゼロイン』とは異なる新たな挑戦を感じさせる。
また、本作の発売を記念して、いのうえの代表作『ゼロイン』全12巻が、カドコミおよびニコニコ漫画にて5月16日までの期間限定で無料公開されている。さらに、メロンブックスやアニメイト、ゲーマーズなどの各書店では、イラストカードやアクリルスタンドなどの購入特典も用意されている。
『異界撤退パラベラム』第1巻は、B6判・196ページで、定価814円(税込)。KADOKAWAより全国の書店にて販売中だ。