
カナダのBehaviour Interactive Inc.は2月25日、非対称対戦型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight』において、2021年に配信されたK-POPテーマのチャプターを刷新する「All-Kill: Comeback(オールキル:カムバック)」を発表した。本日午前1時よりSteamにてパブリックテストビルド(PTB)が開始されており、3月18日の正式リリースを予定している。今回のアップデートは新規キラーの追加ではなく、長年寄せられてきたプレイヤーフィードバックを反映した既存コンテンツの再構築にフォーカスした内容となっている。
最大の注目点は、2021年のK-POPチャプター初登場時から要望が絶えなかった韓国の都会を舞台とする新マップ「The Trickster’s Delusion(トリックスターの妄想)」の実装だ。本作初となる都市型マップとして設計されたこの場所は、ネオンに照らされた不気味な裏路地や2階建てのナイトクラブ、立ち入り可能な店舗などで構成されており、殺人鬼トリックスターの歪んだ潜在意識をエンティティが具現化したという設定が反映されている。






新たなサバイバーとしては、マイティー・ワン・エンターテインメントのテックデザイナーである「Kwon Tae-young(クォン・テヨン)」が参戦する。彼はトリックスターをモデルにしたバーチャルアイドル「MiNA(ミナ)」の制作を率いていた人物であり、K-POP業界の舞台裏を投影したキャラクター背景を持つ。ボイス担当には2021年時も協力した元U-KISSのKevin Woo氏が再び起用され、同氏は今回、音声のみならずキャラクター構築のプロセスにも深く関わっているという。

ゲームプレイ面では、トリックスターの能力に大規模な調整が施される。新たに導入される「スタイルランク」システムは、プレイ中の創造性や攻撃性を評価して報酬を与える仕組みで、特殊能力「メインイベント」発動に至るプロセスをより戦略的かつダイナミックなものへと進化させている。また、ユーザーインターフェース(UI)の改善も行われ、オーラ表示の色彩変更機能の追加や、パーク説明文の50%簡潔化、詳細情報のツールチップ表示機能などが実装された。「All-Kill: Comeback」は本日より期間限定でテストが実施され、最終調整を経て3月18日に正式な発売を迎える見込みだ。
