
協力型サバイバルホラー『Backrooms: Escape Together』にて11月8日、最新アップデート「BET 0.13.1」が配信された。『Backrooms: Escape Together』は、1〜6人で「バックルーム(Backrooms)」と呼ばれる謎の空間からの脱出を目指すタイトルで、ランダム生成される複数のレベルを進行しながら、エンティティを回避して目的を達成していく。
今回のアップデートでは、Level 0・Level -1・Level 1 の間を行き来できるようになり、探索のルートを自分で選べるようになった。加えて、Level -1 ではチュートリアルエリアの再調整が行われ、部屋の配置が均一になるよう変更。マップサイズは1人プレイ時で約8%縮小され、最大6人プレイ時では最大30%縮小されるなど、プレイヤー人数に応じて見やすくなっている。クローゼットの数は30%増やされた。

エンティティの出現タイミングは従来の120〜150秒から10〜40秒へと短縮。姿やアニメーションが変更され、追跡時の速度も上昇している。儀式完了後の位置は新しい小規模エリアへ転送され、出口を見つけやすい流れに改められた。また、プレイヤーはTVルームから開始する仕様に統一され、ヒントを確認しやすくなっている。

不具合修正では、レベル遷移時やロビー離脱時のクラッシュ、TVイベントが発生しない問題、光の処理や表示の乱れなど、複数のバグに対応。さらに、Level -1 のドア処理が最適化され、CPU使用量が最大40%削減されたとしている。
また、AMD Radeon RX 7000/9000シリーズにおいて、Adrenalin Driver 25 以降で強化レイトレーシングを有効化するとクラッシュする問題については、該当環境では強化レイトレーシングを自動的に無効化する対応が取られた。レイトレーシングを使用したい場合は、ドライバを 24.12.1 へ戻すことで利用可能だとされている。

『Backrooms: Escape Together』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は税込1,200円。
