ゾンビサバイバルサンドボックス『VEIN』開発チーム、ローンチ後初のアップデート報告。“椅子に座ると体型が変わる”バグなど修正

ゾンビだらけの終末世界が舞台のサバイバルサンドボックスゲーム『VEIN』の開発チームは10月29日、発売後初となる定期報告「VEIN Weekly: Squishy People」を公開し、ローンチ後の進捗を発表した。開発元によると、リリースは順調に推移しており、収益面でも今後のフルタイム開発と品質向上が可能な体制を確立できたという。

現在は多くの不具合修正とパフォーマンス改善を優先的に進行中で、チームは「まだ混乱期だが、近く通常のアップデートサイクルへ戻れる見通し」としている。今回のホットフィックス第4弾では、椅子やベッドに座ると体型が変化するバグ、コードロック入力失敗で全員がクラッシュする現象、0.5kgの重量を持つタバコ、PvP設定に関係なく感電できる問題など、多数の不具合が修正された。

また、プレイヤーからの要望に応え、空腹・喉の渇き速度を調整できる設定や、遺体を永続的に残さないオプションを追加。通信負荷と描画負担を減らす最適化も進められており、マルチプレイサーバーでの実測データ収集も行われている。なお、ブラウザ上に表示される「official server」はすべて非公式であり、開発側は名称にその語句を含むサーバーを自動的にリネームする仕様を導入した。

さらに、発売から間もない段階で早くも有志による初のMODが登場しており、公式は「正式なMODツールを実装すれば、制作がより容易になるだろう」とコメント。今後の更新では狩猟システムの再設計、高品質な植生の導入、コントローラー対応などを予定しているが、いずれも不具合修正の完了を最優先とする方針だ。次回の週次報告は来週公開予定。

『VEIN』は現在、PC(Steam)にて早期アクセス版が配信中。リリース記念セールが実施されており、11月3日までの期間限定で通常価格から10%引きの税込2,070円で購入可能だ。

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