殺人犯に魅せられた女の行き着く先とは。サイコスリラー『RED ROOMS レッドルームズ』ポスター&予告編解禁

サイコスリラー映画『RED ROOMS レッドルームズ』が、9月26日より全国公開。日本版のポスターと予告編が到着した。

本作は、IndieWireから「まるでミヒャエル・ハネケ『ファニーゲーム』✕デヴィッド・フィンチャー」と評されており、社会が殺人犯を美化する風潮に警鐘を鳴らす作品だ。予告編では、ファッションモデルのケリー=アンヌがある事件に強い関心を寄せ、次第に引き込まれていく姿が描かれる。彼女が傍聴するのは、少女たちを拉致・監禁・拷問し、最期までをディープウェブ「RED ROOMS」上で配信していたとされるルドヴィク・シュヴァリエの裁判。映像には、事件に取り憑かれていくケリー=アンヌの姿が映し出された。

監督・脚本を務めたパスカル・プラントは、「今日、忌まわしい犯罪に『嫌悪』ではなく『魅了』されることが現実的になっている。殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人がいても不思議ではない」とコメントし、作品の着想について語った。さらに「この映画が観客の身体に入り込み、驚きや悩みを残してほしい」とも述べた。

『RED ROOMS レッドルームズ』は、9月26日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

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