
映画『〇〇式』の配信が本日11月4日、動画配信サービスU-NEXTで開始された。
本作は、第2回日本ホラー映画大賞受賞作を長編化した『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で商業デビューした近藤亮太監督が手がける40分の“参列型”ホラー。6月27日に東京・下北沢のミニシアター「シモキタ-エキマエ-シネマK2」で先行上映され、7月4日から全国順次公開された。上映時には監督とキャストによるトークイベントも実施され、インディーズ作品として異例の注目を集めた。
物語は、映像編集者の遠野大地(演:九十九黄助)が“式”と呼ばれる謎の儀式に撮影スタッフとして参加することから始まる。会場では、結婚式のようでいてどこか不自然な進行が続き、参列者たちは次第に違和感を覚えていく。やがて“式”の本当の意味が明らかになるにつれ、現実と儀式の境界が曖昧になっていく…。
出演には、旧芸名「かいばしら」で知られる九十九黄助、吉田ヤギらが名を連ねる。人々の「祝う」「見送る」といった行為の裏側を描く内容が話題となり、SNS上では“体験型ホラー”としても注目を集めている。
近藤監督は「参列者として式を体験してほしい」とコメント。脚本を務めたくるむあくむは、「間違い探しのような楽しみ方は推奨しません。全てを受け入れ、この式を肯定してあげて欲しいのです」と語っている。
『〇〇式』はU-NEXTにて本日より配信中。
