累計350万部の青春ホラー『光が死んだ夏』放送開始。“原作超えの恐怖演出”に視聴者騒然

TVアニメ『光が死んだ夏』が7月5日より放送を開始し、第1話の放送直後から「原作より怖い」との声がSNSを中心に広がっている。原作は、モクモクれんによる同名漫画で、累計発行部数は350万部を超える人気作。閉鎖的な僻村を舞台に、親友の“ヒカル”にそっくりな何者かと暮らすことになった少年の恐怖と葛藤を描いた青春ホラーだ。

第1話「代替品」では、高校生・辻中佳紀(CV:小林千晃)が、ある日突然、幼なじみの光が「声も顔も同じだが別人になっている」と気づく場面から始まる。佳紀は戸惑いながらもその“ナニカ”を受け入れるが、心の奥底では「怖い、怖い、怖い!」と繰り返し恐怖を募らせていく。内心の動揺を表す演出として、風景が赤く明滅し、音響も不穏な緊張感を煽る仕様となっており、映像・音響両面で強いインパクトを残した。

また、ヒカルの異変に気づいたと思しき老婆を訪れる謎の存在の登場など、ホラー演出も随所に挿入されている。こうしたアニメならではの演出に対し、視聴者からは「映像と音、すごい」「アニメ予想以上に怖い」といった声が相次いだ。

原作の持つ不穏さと緊張感を、映像化によってさらに増幅させた本作。初回からその演出力の高さで注目を集めており、今後の展開にも関心が高まっている。

TVアニメ『光が死んだ夏』は、日本テレビ系で放送中のほか、Netflixで世界独占、ABEMAで無料独占配信中。

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