連続殺人犯に心を奪われた女性の行動を描く社会派スリラー『RED ROOMS レッドルームズ』（原題：Les Chambres rouges）が、2025年9月26日（金）より日本で公開されることが発表された。あわせて、ティザービジュアルと特報映像も公開された。
本作の監督は、前作『ナディア・バタフライ』（2020）でカンヌ国際映画祭の公式セレクションに選出されたパスカル・プラント。インターネット上で加熱する殺人犯への異常な関心や、その対象に惹かれる人間の心理を題材に、現代社会への問題提起を込めた作品となっている。
物語の主人公は、人気ファッションモデルのケリー=アンヌ。彼女は連日、ルドヴィク・シュヴァリエという男の裁判を傍聴するのを日課としていた。ルドヴィクは、少女たちを拉致・監禁し、拷問・殺害の様子をディープウェブ上の“RED ROOMS”で配信していたとされる容疑者。ケリー=アンヌは、なぜ彼に強く引き寄せられていくのか。そして裁判の結末が、彼女に何をもたらすのかが描かれていく。
主人公ケリー=アンヌを演じるのは、モデルとして活躍しながら映画制作を学び、自らも監督として活動するジュリエット・ガリエピ。監督のプラントは「殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人がいてもおかしくない」とコメントしている。
映画『RED ROOMS レッドルームズ』（原題：Les Chambres rouges）は、2025年9月26日（金）よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で順次公開予定。
