“幼い娘は、怪物でした。” 韓国スリラー『侵蝕』9月公開。日本版ティザービジュアル&特報が到着

韓国発のスリラー映画『侵蝕』(原題:침범、英題:SOMEBODY)が、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーされることが明らかになった。第29回釜山国際映画祭「コリアンシネマトゥデイパノラマ」部門への公式招待を皮切りに、各国の映画祭で上映されてきた本作は、日本での公開決定とともに日本版ティザービジュアルおよび特報映像も解禁された。

本作は、水泳インストラクターのヨンウンが、7歳の娘ソヒョンの異常な行動によって日常を徐々に崩されていく様子を描いた心理スリラー。ヨンウンは母親としての責任に苦しみながらも、ソヒョンの行動を止めようとする。

公開されたティザービジュアルでは、視線を外したソヒョンが振り返る姿と、握られた拳の描写が確認できる。コピーの「一体、何者。」という言葉が印象的。

一方、特報映像においては「幼い娘は、怪物でした。」との衝撃的なテロップとともに、ソヒョンの異常な行動の断片と、母娘間の張り詰めた緊張関係が次々と映し出されている。その中でソヒョンが「ママも、私が怖い?」と問いかける場面や、表裏のある笑顔で挨拶を交わすシーンからは強い違和感が伝わってくる。

脚本・監督はキム・ヨジョン、イ・ジョンチャンが務め、キャストにはクォン・ユリ(少女時代/「仮釈放審査官 イ・ハンシン」)、クァク・ソニョン(「ムービング」)、イ・ソル(「D.P. -脱走兵追跡官-」)、キ・ソユ(「私たちのブルース」)が名を連ねる。

映画『侵蝕』は、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

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