
Oro Interactiveは3月18日、Cybernetic Walrusが開発を手がける『ORDER 13』にて、10万日以上のノルマを達成したことを報告した。さらに、完了した注文件数は70万件に及ぶという。
また、ゲーム内で購入できるアイテムについて、最も購入されたアイテムも発表された。1位が「懐中電灯」、次いで「安いキャットフード」「スキャナー」「ネズミのおもちゃ」 の順にランクイン。
「安いキャットフード」が2位にランクインしたこと関しては、「もうちょっと高いのを買ってあげてもいいのでは?」とCybernetic Walrusも苦言を呈している。
『ORDER 13』は、同月10日にPC(Steam)向けにリリースされたホラーシミュレーションゲーム。プレイヤーは巨大倉庫で働く従業員として、商品の出荷業務を行う。しかし、倉庫内には肉片が落ちていたり化け物が徘徊していたりと労働環境は最悪。

与えられたノルマをこなしつつ、稼いだお金で仕事道具をアップグレードすれば作業効率を高めることも可能だ。倉庫内を徘徊している化け物に捕まることでゲームオーバーとなるが、その度に倉庫の構造がランダムで変化してしまうので慎重に進める必要がある。

また本作には、過酷な労働環境の中にも、唯一の癒しである「飼い猫」が登場する。猫には体力ゲージのようなものが存在し、プレイヤーが猫のそばを離れている間に少しずつ減少していく。ゲージがゼロになると寂しさで死んでしまうので、稼いだお金でキャットフードやおもちゃを買って寂しさを紛らわさないといけない。

本作は発売からわずか1週間程度しか経っていないものの、Steamユーザーレビューでは323件中87%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。
Cybernetic Walrusは今回の快報を受けて、ストアページ内で今後の展望を明かした。猫のスキンの追加や対応言語の拡張、新たなゲームモードの実装を行うという。
ゲームモードには、のんびり注文をこなせる「チルモード」や、より本格的な梱包に挑戦できる「チャレンジモード」なども検討しているとのこと。

必ずしもアップデートが実装される確証はないが、Cybernetic Walrusは、プレイヤーの声をもとに開発を進めていく方針を見せた。
『ORDER 13』はPC(Steam)にて配信中。現在リリース記念セールを実施しており、10%OFFの899円にて購入可能だ。