
Behaviour Interactive Inc.は、非対称型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight(デッド・バイ・デイライト)』において、『Five Nights at Freddy’s(ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ)』とのコラボチャプターのパブリックテストビルド(PTB)を、本日5月28日(水)よりSteam上で開始した。

新チャプターのキラーとして実装されるのは、『Five Nights at Freddy’s』シリーズの中でも特に不気味な存在として知られる「スプリングトラップ」。本作では「アニマトロニック」という名で登場し、鋭い監視能力と攻撃性能を併せ持つ殺人マシンとして、霧の森に新たな恐怖をもたらす。巨大なピザナイフと特殊能力である「消防斧」を駆使し、サバイバーに不意打ちのジャンプスケアを仕掛ける演出も用意されている。


さらに、原作ゲームで象徴的な「警備室」もゲーム内に忠実に再現。警備室には複数のセキュリティドアが設置され、サバイバーとキラー双方がこのドアを通じてマップ内をテレポート可能だ。サバイバー側は監視カメラを使いスプリングトラップの位置を把握することができるが、操作には共通バッテリーの残量という制限もある。一方、スプリングトラップはドアを攻撃することで監視カメラを無力化できるなど、戦術性にも富んでいる。


舞台となる新マップ「Freddy Fazbear’s Pizzeria(フレディファズベアーズ・ピザ)」では、原作のノスタルジーと不気味さが見事に再構築されており、ピザショップの厨房やダイニングホール、アーケードなど、シリーズおなじみのエリアを巡る探索とチェイスが展開される。マップ内には至るところにジャンプスケアや隠しギミックが仕込まれており、プレイヤーの油断を許さない仕掛けが満載だ。



また、チャプターのリリースに伴い、『Five Nights at Freddy’s』の世界観を反映した多彩なスキンが追加される。特に注目を集めているのは、映画版に登場した「Yellow Rabbit(イエローラビット)」のレジェンダリースキンで、俳優マシュー・リラード氏の姿が再現され、彼の録り下ろしボイスも実装されるという。他にも「Glitchtrap(グリッチトラップ)」「Clown Springtrap(クラウンスプリングトラップ)」「Toxic Springtrap(トキシックスプリングトラップ)」など、シリーズファンには見逃せないラインナップが登場。さらに、すべてのオリジナルサバイバーには「Freddy Fazbear’s Pizza」のTシャツを着用させることも可能だ。


『Dead by Daylight: Five Nights at Freddy’s』チャプターは、6月18日にSteam、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Epic Games Store、Windows Store、Nintendo Switchにて配信予定。