残虐ホラー「テリファー」を基にしたベルトスクロールアクション『Terrifier: The ARTcade Game』2025年リリースへ。殺人ピエロとして映画スタジオにカオスを引き起こす

残虐ホラー映画シリーズ「テリファー」を基にしたホラーゲーム『Terrifier: The ARTcade Game』が、PC、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S向けに発売することを明らかにした。本作は、80年代と90年代のクラシックなベルトスクロールアクションゲームにインスパイアされた、レトロなピクセルアートスタイルのゲーム。Relevoが開発を手がけ、Selecta Playがパブリッシャーを担当する。

『Terrifier: The ARTcade Game』は、プレイヤーが「テリファー」シリーズの悪役であるアート・ザ・クラウンとなり、映画のセットを舞台にした様々なステージで混乱を引き起こす内容だ。各ステージは映画のセットであり、プレイヤーはアート・ザ・クラウンとして撮影を妨害し、敵を倒して進んでいく。ゲームは、明るくカートゥーン風のピクセルアートと流れるようなアニメーションで、映画のグロテスクなアクションを鮮やかに再現している。

本作の特徴の一つは、最大4人までのローカル協力プレイが可能な点である。プレイヤーは協力して敵を倒すだけでなく、対戦モードで互いに競い合うこともできる。さらに、チェーンソーやナイフなど、多彩な武器を使って敵を血まみれにすることができる。各ステージには異なるルートがあり、探索と戦闘の楽しさが詰まっている。ボス戦も用意されており、プレイヤーのスキルが試される場面が多い。

音楽面でも、チップチューンのサウンドトラックがゲームのレトロな雰囲気を一層引き立てている。過激な攻撃やフィニッシュムーブは、戦闘をよりエンターテイニングで残虐なものにしている。6つの異なるゲームモードが用意されており、短時間で楽しめるモードから長時間のチャレンジモードまで、プレイヤーのスタイルに合わせて選ぶことができる。

『Terrifier: The ARTcade Game』は、ホラー映画「テリファー」の世界観を忠実に再現しつつ、ゲームとしての楽しさを追求した作品である。開発はRelevo、発売はSelectaPlayが担当しており、2025年にリリース予定。現在、Steamにてウィッシュリストに追加できるようになっている。その他のプラットフォームについては、まだ解禁されていない模様。

なお、今週11月29日(金)には、シリーズ3作目となる映画「テリファー 聖夜の悪夢」が公開される。”いいにく”の日にちなんでの公開とのことで、焼肉屋への営業妨害にならないかが心配だ。TOHOシネマズ 新宿をはじめ全国の映画館にて公開される。

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