食料は「マウスウォッシュ」のみ。宇宙に取り残された乗組員の末路を描く心理ホラーゲーム『Mouthwashing』、リリースからわずか1ヶ月で「圧倒的に好評」を獲得

スウェーデンのゲームクリエイターWrong Organは9月27日、自身2作目となるSteam向けタイトルをリリース。『Mouthwashing』というタイトルの本作は、そのユニークなタイトルからは想像できないほど、悲しく残酷な心理ホラーゲームとなっている。

『Mouthwashing』のストーリーは、大量のマウスウォッシュを積んだ宇宙貨物船「タルパ号」に乗る5人の乗組員が、小惑星との衝突により宇宙空間で孤立するところから始まる。船長のカーリーは重傷を負い、乗組員たちは限られた資源で生き延びることになる。

プレイヤーは、90年代から2000年代初頭を彷彿とさせるローポリゴンのグラフィックで描かれる不気味な宇宙船内を舞台に、絶望的な状況下で次第に狂気に蝕まれていく乗組員たちの運命を追体験していく。音響面でも特別な録音機材によって当時の雰囲気を再現しており、レトロホラーならではの恐怖に拍車をかける。

本作はリリースからわずか1ヶ月で、Steamでは約4600件のユーザーレビューが寄せられ、そのうち95%以上が肯定的な評価をしている。多くのプレイヤーが「圧倒的好評」と評価し、特にストーリーの深さとキャラクターの描写が高く評価されている。

『Mouthwashing』は、Steamにて1,500円で購入可能。日本語字幕とインターフェースに対応している。

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