
ダーレン・アロノフスキー監督の『レクイエム・フォー・ドリーム』が4Kリマスター版として2026年2月6日(金)より劇場公開。本予告とポスターが解禁された。
アロノフスキー監督は『ザ・ホエール』『ブラック・スワン』でアカデミー賞を受賞し、デビュー作『π』ではサンダンス映画祭最優秀監督賞を獲得。本作は2000年に発表された監督2作目となる。
舞台はニューヨーク・コニーアイランド。サラ(エレン・バースティン)はテレビ番組への出演依頼を受け、赤いワンピースを着るために「ダイエット薬」を使用し始める。息子ハリー(ジャレッド・レト)は恋人マリオン(ジェニファー・コネリー)との将来を思い描き、友人タイロン(マーロン・ウェイアンズ)と麻薬売買に関わるように。それぞれに夢を抱えていた4人であったが、やがて抜け出せない地獄へと堕ちていく…。
公開された本予告では、夢や希望を抱えていた4人が、次第に危うい状況へ追い込まれていく様子が描かれる。将来に胸を弾ませ愛を育むハリーとマリオンや、テレビ出演に向けて赤いドレスを着ようとダイエットに励むサラ、麻薬売買で荒稼ぎをしようと企むタイロンの姿が映ったのち、札束や薬物、瞳孔の変化など、破滅へ向かう兆候が続く。
またポスターは、劇中で象徴的なモチーフとなる“瞳孔”を中心にしたデザインを採用。「あの絶望が、よみがえる」のコピーを添え、ハリーとマリオンの朦朧とした姿を組み合わせた構成で、まさに“絶望のフルコース”を印象付けるビジュアルとなっている。
夢を叶えるため、薬物に手を出した人々が依存へ陥っていく姿を、圧倒的ビジュアルと映像センスで描く『レクイエム・フォー・ドリーム』4Kリマスター版は、2026年2月6日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。
