
人気ゾンビサバイバルゲーム『Project Zomboid』の開発チームは、過去一年間の動きと組織の再編について公式ブログで発表した。新たにデザインディレクターに就任したのはクリスチャン・アレン氏。『Ghost Recon: Advanced Warfighter』や『Halo: Reach』などでリードデザイナーを務めた経験があり、『Project Zomboid』ではプレイヤー兼モッダーとして5,000時間以上のプレイ実績がある。
チーム再編は他の部門にも及び、昨年10月にリードプロデューサーとして参加したマックス・ブローデ氏はプロダクションディレクターに昇格。QAやビルドリリースのプロセスが改善され、アップデートも以前より安定して提供されるようになった。新たにマックス・ナタル氏(プロダクション)、マット・サリバン氏(コミュニティ)、ダニエル・ヒーラン氏、マシュー・ハーバー氏(QA)が加わった。
コード部門では、B42のラグドール物理を開発したパトリック・ブロット氏がテクニカルディレクターに就任し、既存コードの整理やモッダー向け改善に取り組む。リードゲームプレイプログラマーにロマン・“RJ”・ドロン氏、リードエンジンプログラマーにエリック・“Grum”・ブローズ氏が加わり、マルチプレイヤー機能の開発も進行中だ。
アート部門ではエイトン・オリオ氏がプロジェクトアートディレクターに就任し、マップチームを拡充。コミュニティマッパーのメロ氏、エリカ氏、ディラン氏、ニコラ氏が加わり、フィリバスター・ライムズ氏は車両デザイン改善に取り組む。
加えて、チームはチャリティー支援の一環として、Makeshipとの協力で新しい『Project Zomboid』グッズの販売を開始。収益は全額、国境なき医師団(Médecins Sans Frontières)に寄付される。

なお、Build 42で発生していた「家具押しバグ(shove bug)」の修正も進行中で、ホットフィックスパッチは来週早期に提供予定とのこと。