
英国のインディーゲームスタジオKinetic Gamesは、同社が手がける人気ホラーゲーム『ファズモフォビア(Phasmophobia)』の映画化プロジェクトが進行中であることを2025年6月4日(現地時間)に発表した。映画の制作は、Blumhouse ProductionsおよびAtomic Monsterが共同で担当する。
『ファズモフォビア』は、最大4人のプレイヤーが協力して心霊現象の調査を行い、幽霊の種類を特定するという協力型マルチプレイヤーホラーゲーム。2020年の早期アクセス開始以降、TwitchやYouTubeで話題を集め、累計2300万本以上の販売実績を誇っている。
今回の映画化に際し、Kinetic Gamesの創設者であり開発リードを務めるダニエル・ナイト氏は、「このプロジェクトが実現するとは夢にも思わなかった。長年支えてくれたプレイヤーとパートナーに感謝している」とコメントしている。
制作を担うBlumhouseは、『パラノーマル・アクティビティ』や『M3GAN』などを手がけたことで知られ、Atomic Monsterは『死霊館』ユニバースを中心に数多くのホラー作品を制作してきた。両社は、ゲーム原作映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の成功にも関わっており、今回のタッグにも高い注目が集まっている。
映画『ファズモフォビア』の公開時期やキャスト、ストーリーの詳細については、現時点では明かされていない。