
Steel Wool Studiosが開発を手がける人気ホラーゲームシリーズ最新作『Five Nights at Freddy’s: Secret of the Mimic(ファイブナイツ・アット・フレディーズ:シークレット・オブ・ザ・ミミック)』が6月13日、PS5、PC(Steam/Epic Games Store)向けにリリースされた。
ストーリーは1979年を舞台に、プレイヤーは廃墟となった「Murray’s Costume Manor(マレイの衣装館)」に足を踏み入れ、発明家エドウィン・マレイが遺した試作型アニマトロニクス“ミミック”の謎と恐怖に挑む内容だ。

本作はシリーズ第11作目にあたるサバイバルホラーで、従来の「固定カメラによる監視」スタイルから進化し、探索重視の一人称視点へと再構築されたゲーム性が特徴。ミミックは着用するコスチュームに合わせて姿を変える能力を持ち、プレイヤーの最深の恐怖を映し出す存在として緊張感を高めている。

開発を担当したSteel Wool Studiosは、本作において3Dオーディオや環境演出を駆使し従来以上の臨場感を追求。発売直後からプレイヤーや実況配信者の間で「最も恐ろしく没入感のあるシリーズ作品」との声も上がり始めている。

一方、PS VR2でのVR対応はローンチ時に見送られたものの、ライブ実装は「発売後まもなく行う予定」と公式より明言されており、今後の注目ポイントとなる。

また、SteamDBによれば、PC版の同時接続プレイヤー数はリリース当日17時(UTC)時点で7,000人を超え、話題性の高さを裏付けている。シリーズを通じてのストーリー的進展や「ミミック」の正体解明といった点は、ファンコミュニティでも大きな注目を集めており、Redditでは早くも考察が活発化。公式には未言及の要素を扱う投稿が続々と投稿され、Tales from the Pizzaplexとの繋がりを示す考察には「Mimicの秘密が見えてきた」と盛り上がりを見せている。

今後は、予定されているホットフィックスやパッチ1によるAIやオーディオの調整、アセット読み込み改善など、技術面での安定化にも期待が集まる。VR対応実装も含め、シリーズ新標準となる“没入型ホラー”として、今後の展開が注目される。

『Five Nights at Freddy’s: Secret of the Mimic』は、PS5、PC(Steam/Epic Games Store)向けに配信中。価格は税込4,500円。