
デベロッパーIts Got Stealthは、初代PS風アクションホラーゲーム『Samurai Unicorn』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。現在ストアページは公開されているが、未だ開発中とのことで詳しいリリース時期は明らかになっていない。
本作は、ローポリゴンモデルとピクセルテクスチャを用いた初代PS風アクションホラーゲームだ。舞台は、資源戦争と環境災害によって荒廃した未来都市Sydney3。プレイヤーは、寄生ガントレットによって「Samurai Unicorn」の力を手に入れた若き女性刑事Kloとして、都市を侵食するDream Eatersと戦い、巨大企業Goliathの秘密を解き明かしていく。

本作では、戦闘システムとしてS3PF発行の武器を駆使し、寄生ガントレットの力で強力な近接攻撃を繰り出すことができる。さらに、各エリアに潜むボス敵「Dream Eaters」との戦闘を通じて新たな能力を獲得することも可能だ。クリーチャーは部位ごとに異なる反応を示し、撃たれた部位によって攻撃方法が変化するなど、戦略的な戦闘が楽しめる模様。トレーラーでもアクションシーンは公開されているが、被弾したクリーチャーから血飛沫が舞ったり、刀で腕を切断するなど、ローポリながらもゴア表現はかなり強めだ。

本作には研究組織や警察、ストリートギャングや上流階級など、Sydney3にはさまざまな派閥が存在するという。単なるサバイバルホラーに留まらない、奥行きのあるストーリーが展開されそうだ。また本作には着物に身を包んだ蜘蛛のようなモンスターから、スケバンやヤンキーのようなキャラも登場する。他にも街のネオン看板に日本語が用いられていたりと、侍をテーマにしたタイトルなだけあって日本へのリスペクトが窺える作品となっている。

『Samurai Unicorn』は、PC(Steam)向けにリリースされる予定で、現在はストアページも公開されている。日本語には対応していないが、日本をリスペクトした作品とのことで、今後実装されることを期待したい。