A24製作、アリ・アスター監督の最新作『Eddington』が邦題『エディントンへようこそ』として、12月12日（金）に日本公開される。併せてティザービジュアルが解禁された。
本作は2025年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、世界的な注目を集めた作品。主演は『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスで、前作『ボーはおそれている』に続きアスター監督との再タッグとなる。共演にはペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが名を連ね、アスター作品史上最大規模のアンサンブルが実現した。
舞台は2020年、コロナ禍でロックダウンされたニューメキシコ州の小さな町エディントン。保安官ジョー（フェニックス）は市長テッド（パスカル）と対立し、市長選に立候補。SNSを通じて憎悪と陰謀論が拡散し、町全体が炎上状態に陥っていく。ジョーの妻ルイーズ（ストーン）が過激な配信者（バトラー）の影響を受けるなど、住人たちの生活は混乱と暴力に飲み込まれていく。
公開に先立ち解禁されたティザービジュアルは、カウボーイハットから炎が噴き上がるデザインで、アルミホイルに包まれた意味深な仕上がりとなっている。
出演者は「今まででいちばんヤバい撮影だった」（フェニックス）、「良い意味で危険を感じていた」（パスカル）などと撮影を振り返り、緊張感あふれる現場であったことを語っている。
海外メディアからは「スターが勢ぞろいの狂ったスリラー」（BBC）、「花火をガソリンスタンドに投げ込むような映画」（Rogerevert.com）と高く評価されており、「スナイパーのような精度で今のアメリカを描いている」（Next Best Picture）との評も寄せられている。
映画『エディントンへようこそ』（原題：Eddington）は12月12日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
