
ベルギー発のリベンジ・スリラー『MELT メルト』が、7月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが発表された。あわせてポスタービジュアルと予告編も解禁された。
本作は、幼少期の出来事により心に深い傷を負った女性が、成長後にその過去と向き合い、復讐を決意するまでを描くサスペンスドラマ。主人公エヴァは、カメラマン助手として静かに生活を送っていたが、ある日、13歳のときに関わった少年ヤンの追悼イベントの案内が届く。これをきっかけに過去のトラウマが再燃し、エヴァは「すべてを終わらせる」として、大きな氷の塊を車に積み、故郷の村へ向かう。
監督・脚本は、本作が長編映画デビュー作となるフィーラ・バーテンス。俳優としても20年以上のキャリアを持ち、自身の演技経験を活かした繊細な演出が注目されている。また、日本のホラー映画『ミスミソウ』『許された子供たち』で知られる内藤瑛亮監督は、本作に対して「13歳の少女の心が破壊される。壊した者には居場所があるのに、壊された者は居場所もない」とコメントを寄せ、強い印象を受けたことを明かしている。
映画『MELT メルト』は、7月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。