「バイオハザード」映画のリブート制作を発表。「バーバリアン」のザック・クレッガーを監督に、ホラー強めの作品になる模様

米国メディアThe Hollywood Reporterは、カプコン発の人気サバイバルホラーゲーム「バイオハザード」を原作とした新たなリブート映画が制作されることを報じた。監督と脚本を務めるのは、ホラー映画「バーバリアン」で知られるザック・クレッガー。

「バイオハザード」は、1996年にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲームで、アンブレラ社というバイオ兵器企業が引き起こしたゾンビやモンスターとの戦いを描く。これまでに6本のミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画が公開され、全世界で12億ドル以上の興行収入を記録した。また、2022年に公開された「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」でもヒットを生み出している。

今回のリブート版は、コンスタンティン・フィルムとPlayStation Productionsが共同で制作するとのこと。コンスタンティン・フィルムは、1990年代後半から「バイオハザード」の映画化権を保有し、これまでの映画を手掛けてきた実績がある。共同脚本には、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」や「アーミー・オブ・ザ・デッド」に携わったシェイ・ハッテンが参加することも明らかになっている。

クレッガー監督は、今回のリブート版について「ゲームの初期作品に忠実でありながら、ホラーの原点に立ち返る作品を目指している」とコメント。よりゲームに忠実なストーリー展開と、ホラー要素を強調した作品になることが期待される。

2度目のリブートとなる本作は、ザック・クレッガーがメガホンを取るとのことで、ワーナー・ブラザースやNetflixをはじめとする4つのスタジオが制作の入札争いを繰り広げている模様。クレッガー監督の手腕により、新たな「バイオハザード」の世界がどのように再現されるのか、今後の情報に注目が集まることは間違いない。

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