著作権切れミッキーマウスがホラー映画化。『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』特報映像&ポスタービジュアルが解禁

短編アニメ『蒸気船ウィリー』を原作としたホラー映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』が2025年3月7日より公開されることが判明。特報映像とポスタービジュアルも解禁された。

本作は、ディズニーの短編アニメ『蒸気船ウィリー』を原作としたホラー映画。2024年1月1日にパブリックドメインとなったことから映画化が進められ、アメリカでは劇場公開延期の末に同年8月6日にオンデマンド版としてリリース、8月13日にはブルーレイ版も発売されている。

映画のストーリーは、21歳の誕生日を迎える主人公アレックスとその友人たちが、ゲームセンターで楽しい時間を過ごすところから始まる。しかし、楽しい時間は一変し、ミッキーの姿をした謎の人物が現れ、恐怖のデスゲームが始まる。アレックスたちは次々と襲われ、逃げ場のない密室で生き残りをかけたサバイバルが繰り広げられる。スラッシャー描写やサスペンスフルな展開、そして誰もが驚く大ドンデン返しが盛り込まれており、観客を最後まで引き込む内容となっている。

特報映像では、「ミッキーは好きかい?」というセリフとともに、『蒸気船ウィリー』の映像が映し出され、ミッキーの軽快な口笛が響くシーンから始まる。誕生日を迎えるアレックスと友人たちが楽しく遊ぶゲームセンターに忍び寄る見慣れた影が映し出され、次第に恐怖が増していく様子が描かれている。パニックに陥るアレックスや断末魔を上げるカップル、大暴れで血を浴びるミッキーなど、言葉を失う映像が次々と登場する。

『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』のポスタービジュアル

公開されたポスタービジュアルには、返り血を浴びたミッキーの顔半分が大きく映し出されている。既視感のあるお城の上には「夢の国はつまらない…」という挑発的な文字が浮かび上がり、タイトルも赤と黄色のいつもの配色と、なじみ深いフォントでデザインされており、著作権をギリギリまで攻めた様子も伺える。

監督はジェイミー・ベイリー、脚本と製作はサイモン・フィリップスが担当。主演はソフィー・マッキントッシュ、マッケンジー・ミルズ、サイモン・フィリップス、カラム・シウィックが務めており、彼らの演技が映画の緊張感を一層高める。音楽はダーレン・モルゼが手掛けており、恐怖感を煽るサウンドトラックが映画の雰囲気を盛り上げている。

『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は、2025年3月7日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。

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