
漫画家ウエダマサヒロ氏(@marchin0415)の読み切り作品『除霊ビルダー』がSNS上で大きな話題を呼んでいる。X(旧Twitter)では3.3万以上の「いいね」を獲得し、読者からは「筋肉もストーリーもキレてる!」といった声が寄せられている 。
本作は、ボディービルダーの主人公が事故物件に入居し、そこで遭遇した地縛霊を筋トレで成仏させるという斬新なストーリーだ。幽霊を前にして「なんて細い体なんだ!」と驚愕し、筋トレを勧める展開は、ホラーとギャグが見事に融合している 。
作者のウエダ氏は、ジムで筋トレ中に『事故物件怖い間取り』という映画の予告を見たことがきっかけで本作を着想したという。また、彼自身も高校時代から8年以上格闘技を続けており、その経験が作品にリアリティを与えているとか 。
読者からは続編を望む声も多く寄せられているが、ウエダ氏は「この作品は読み切りとして描いたものなので、これ以降の展開は考えていません。でも反響が多かったので、もし時間に余裕が生まれたら続きを描いてみてもいいかなとは思っています」とコメント。
『除霊ビルダー』は、筋トレと除霊という異色の組み合わせで読者を魅了する作品だ。実用的な筋トレの方法も描かれており、エンタメ性と実用性を兼ね備えている。筋肉は幽霊も裏切らない――そんなメッセージが込められた本作を、ぜひ一読してほしい。