パッケージ版『The Thing: Remastered』がPS5/Switch向けに6月25日発売。映画「遊星からの物体X」を題材にしたホラーゲームのリマスター版

Nightdive Studiosは、『The Thing: Remastered』のPS5およびNintendo Switch向けパッケージ版を6月25日に発売することを発表した。 現在、Atari、Amazon、Best Buy、GameStop、GAME、Target、Walmartなどの各小売店で予約受付中。国内向けの販売情報は不明。

スタンダードエディションは29.99ドル/34.99ユーロ、デラックスエディションは49.99ドル/54.99ユーロで販売予定。デラックスエディションには、ゲーム本体、特製ボックス、スチールブックケース、キーアートポスター、キャプテン・ブレイクのIDカードレプリカ、ワッペンセットが同梱される。なお、デジタル版は既にPlayStation 5、Xbox Series、PlayStation 4、Xbox One、Switch、PC(SteamおよびGOG)向けに配信中。

『The Thing: Remastered』は、2002年に発売された三人称視点のサバイバルホラーシューティングゲーム『The Thing』の忠実なリマスター版。ユニバーサル・ピクチャーズとジョン・カーペンター監督の1982年の映画『遊星からの物体X』にインスパイアされた本作は、 Nightdive Studiosの独自エンジン「KEX Engine」を使用し、現世代のゲームデバイスで最大4K解像度、120FPSでのプレイが可能。

キャラクターモデル、テクスチャ、アニメーションの改良に加え、先進的な3Dレンダリング技術によるライティングや雰囲気の演出が施され、現代のプレイヤーに向けて緊張感あふれるリマスター作品となっている。

ゲームの舞台は南極の氷原で、謎の変身能力を持つエイリアンがU.S. Outpost #31研究施設のクルーを全滅させた後の世界。プレイヤーは、映画『遊星からの物体X』の出来事を調査するために派遣されたアメリカ陸軍特殊部隊の救助チームのリーダー、キャプテンJ.F.ブレイクとしてプレイする。

チームメンバーの信頼と恐怖の管理がゲームのカギとなり、プレイヤーの行動がチームの心理状態に影響を与え、協力の可否を左右する。また、20の恐怖に満ちたレベルで、マシンガン、爆発物、火炎放射器などの武器を駆使して、頭部が蜘蛛のように這うクリーチャーや巨大な触手を持つ獣など、多様なモンスターと対峙していく。

リマスター版では、ダイナミックライティング、スペキュラーマッピング、シャドウ、被写界深度などの新たなビジュアル効果が追加され、モデルやテクスチャ、環境の改善により、没入感がさらに高まった。また、プレイヤーの体験を向上させるためのゲームプレイの品質改善や新たな実績も導入されている。

PS5とNintendo Switchに向けたパッケージ版は、複数の小売店にて6月25日に発売予定。

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