
ハイドとLiTMUSは7月11日、人気ホラーゲーム『青鬼』をモチーフにした完全新作『禁足地~青鬼の窟~』を発表した。対応プラットフォームはNintendo SwitchおよびPC(Steam)で、2025年夏に発売予定。
本作は、昭和初期に建てられた廃校を舞台に、青鬼の脅威から脱出を試みるサイドビュー形式の和風ホラーアクションアドベンチャー。プレイヤーは、行方不明となった親や友人たちを探す少女・ひまりと、彼女に憑依する怨霊の日本人形・こまりを切り替えて操作し、校舎に潜む謎を解いていく。

開発には、『零~zero~』『零~紅い蝶~』などを手がけた長谷川仁氏や、同シリーズのサウンドエフェクトを担当した齋藤淳生氏らが参加。演出面でも、ジャパニーズホラーにおける実績を持つスタッフ陣による緻密な演出が取り入れられている。

物語では、廃校に隠された悲劇的な事件や青鬼が徘徊する理由、そしてこまりの正体といった複数の謎が交錯。ひまりは、事故の影響でうまく動けず声も出せない状態となり、こまりの力を借りながら脱出を図る展開が描かれる。二人の特性を活かして状況に応じて操作キャラクターを切り替え、進行していく点が本作の特徴のひとつとなっている。

本作は「禁足地シリーズ」の第1作として位置づけられており、“踏み入れてはならない場所”をテーマに今後も展開が予定されている。第1作では、ダムに沈んだ廃校を舞台に、青鬼の存在が深く関わる物語が描かれる。

なお、7月18日から開催される「BitSummit the 13th」ではプレイアブル展示が行われる予定で、会場のハイドブースではオリジナルうちわの配布(数量限定)や等身大青鬼の展示なども実施される見通しだ。

『青鬼』モチーフの完全新作『禁足地~青鬼の窟~』は、Nintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに2025年夏に発売予定。