
Kinetic Gamesは2月11日、PC(Steam)およびコンソール向けに早期アクセス配信中のサイコロジカルホラーゲーム『Phasmophobia』にて、2025年以降の開発ロードマップを公開した。内容には、大規模なリワークや新マップの追加が含まれている。
さらに、開発チームは『Phasmophobia』のコンソール版が200万本以上販売されたことを発表。昨年11月に累計販売本数が2000万本を突破して以来、PC版を含む総売上は2200万本に達している。
最初の大規模アップデートは「Chronicle」と呼ばれ、ジャーナルの変更や証拠の収集方法のリワークが行われる。写真タブは「メディア」タブに置き換えられ、新たに「写真」「動画」「音声記録」の3つのセクションが追加される。撮影した写真や音声、映像証拠は、それぞれのページに記録されるようになる。

また、メディアの品質システムも変更され、プレイヤーが初めて撮影・記録したメディアは「ユニーク」として分類される。これらは契約終了時に多くの資金と経験値を獲得できるが、同じ内容の「重複」メディアは報酬が大幅に少なくなる。
Chronicleでは、新たな機材として「サウンドレコーダー」が導入される。これは、超常現象の音声を記録するための装置である。勇気のあるプレイヤーは、更新されたジャーナル内で録音を再生し、これまで恐怖の悲鳴にかき消されていた重要な手がかりを発見できるようになる。
マップの変更としては、Bleasdale Farmhouseが年内に完全なオーバーホールを受ける予定である。ビジュアルの強化に加え、レイアウトの全面的なリデザインが行われる。リビングルームのすぐ外には庭が追加され、幽霊が出現する部屋や探索可能なエリアが拡張される。さらに、Grafton Farmhouse、6 Tanglewood Driveについても今年中にアップデートを実施する予定。
今後の計画としては、プレイヤーキャラクターのモデル変更、新たな小規模マップの追加、2025年のイースター、ハロウィン、ホリデーシーズン向けのアップデートが予定されている。さらに、2026年には住宅マップのリワークや新マップの追加に加え、「Horror 2.0」の開発も進められている。
『Phasmophobia』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。