湖畔に潜む“何か”を釣る『Out Fishing』発表。『Alan Wake』や『サイレントヒル』からインスピレーションを受けた釣りホラー【Steam 釣りフェス】

インディーデベロッパーのMūn Mūn Gamesは6月17日、新作タイトル『Out Fishing』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応予定。発売日は未定とされている。

『Out Fishing』は、ホラー要素を含む一人称視点の釣りゲーム。プレイヤーは過去に失踪事件が発生したキャンプ場を訪れ、湖畔の自然環境の中で釣りや探索を行いながら事件の手がかりを探っていく。

ゲーム内では昼夜のサイクルや天候が動的に変化し、それにより釣れる魚の種類や出現する脅威が異なる仕様となっている。釣りの手法は一本釣りに加え、投網による漁にも対応。釣った魚は販売可能で、得た資金により装備や乗り物、釣りのスキルなどをアップグレードし、より危険なエリアへの進入が可能となる。フィールド内ではキャンプの設営も可能で、資源管理を含むサバイバル要素も含まれる。

日中は釣りや探索を主体とした内容だが、夜間には周囲が暗転し、脅威の存在が出現する構成となっている。毎晩、プレイヤーは不可解な出来事に直面しながら行動することが求められ、「決して見つけてはならなかったものを釣る」という明確な目的が掲げられている。

本作は、個人開発スタジオであるMūn Mūn Gamesが開発を担当し、パブリッシングはUNIKAT Labelが行う。2024年5月21日にSteamストアページが開設されており、現在実施中の「Steam 釣りフェス」にあわせて正式発表された。開発元によれば、本作は『Alan Wake』や『サイレントヒル』などのタイトルから影響を受けて制作されたという。

『Out Fishing』は、PC(Steam)向けに発売予定。

目次