
2004年にフリーゲームとして公開され、以降スマートフォンアプリやリメイク版などで展開されてきたホラーゲーム『青鬼』が本日5月23日に新たな形で登場。LiTMUS株式会社およびBrave groupが運営するメタバースコンテンツレーベル「BEverse」は、『青鬼』をベースにした2つの新作タイトルをオンラインゲーム「Roblox」と「Fortnite」で同日公開したことを発表した。
Roblox版『青鬼ナイトメア』は、プレイヤーが悪夢のような空間を仲間と共に探索するマルチプレイヤー型の作品。舞台は不気味な学校施設で、参加者はアイテム収集や協力行動を通じてステージを進行し、空間からの脱出を目指す。ゲーム内には、落下した先で多数の青鬼に襲われる演出を含むミニゲームも搭載されており、最大16人での協力プレイが可能だ。
一方、Fortnite版『青鬼サバイバル-公式-』では、館、廃校、洞窟の3種類のマップを舞台に「鬼ごっこ」形式のゲームが展開される。他プレイヤーを妨害したり、青鬼を弾き飛ばしたりする要素が導入されており、Fortniteのゲームシステムを活かした独自の進行が特徴。マップクリア後には“裏ステージ”が解放され、そこでは巨大フワッティーが登場する。プレイ中に集めたコインを使い、限定アイテムの取得も可能となっている。

『青鬼』はその登場以来、突如現れる敵キャラクターと謎解きを組み合わせた緊張感のある展開で注目を集め、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画プラットフォームで拡散された。累計ダウンロード数は3,400万を超え、2024年7月に登場したSteam版の影響で海外からの関心も高まった。同年に配信されたNintendo Switch版は、ニンテンドーeショップのダウンロードランキングで首位を獲得している。