SCPサイコホラー『家へ帰れ、アニー』12月3日のリリースを発表。秘密組織の下級職員として、人工的な超常現象の謎に迫る

リトアニアのゲームメーカーNordcurrentは、Misfit Villageが開発中の新作ホラーゲーム『Go Home Annie(家へ帰れ、アニー)』を12月3日にリリースすることを発表した。本作は、SCP財団をテーマにした一人称視点のホラーゲームで、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けにリリースされる。また、2025年にはコンソール版も発売予定。

『Go Home Annie』は、SCP財団の下級職員であるアニーを主人公とし、彼女が財団の複製部門で超常現象をテストする任務に従事する様子を描く。プレイヤーは、アニーとしてパズルを解き、アノマリー(異常存在)と対話し、財団の隠された秘密に迫ることになる。ゲームの舞台は、日常と隣り合わせの不気味な世界であり、Unreal Engine 5による美しいグラフィックスが特徴。

本作の開発は2022年3月に発表され、同年9月にはデモ版が公開された。しかし、その後の開発過程でゲーム内容が大きく変化したため、デモ版は取り下げられた。今回の発表により、Nordcurrentとのパブリッシング契約が締結され、開発がさらに加速した。

『Go Home Annie』は、SCP財団のファンにとって魅力的な作品となることが期待される。SCP財団は、自然法則を逸脱した異常な生物や現象を確保(Secure)、収容(Contain)、保護(Protect)することを目的とした架空の組織であり、共同創作コミュニティによってさまざまな設定が創作されている。本作では、既存の人気SCPに加え、オリジナルのSCPも登場し、プレイヤーはそれらを駆使してパズルを解き、謎めいた施設を探索することになる。

ゲームの具体的な内容はまだ明らかにされていないものの、公開されたトレイラーでは、日常と隣り合った不気味なイメージがパッチワークのように綴られている。プレイヤーは、アニーとして財団の複製部門での任務を遂行しながら、次第に仕事に疑問を抱き、部門の背後に隠された秘密を追うことになる。

『Go Home Annie』は、PC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)およびコンソール向けに12月3日にリリースされる予定であり、日本語にも対応する。

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