
カプコンは3月4日、サバイバルホラー最新作『Resident Evil Requiem(バイオハザード レクイエム)』の全世界累計販売本数(パッケージ版出荷数およびダウンロード版販売数)が、500万本を突破したと発表した。2月27日の発売からわずか1週間での大台達成となる。シリーズ生誕30周年という記念すべき年に、同社を代表するIPが改めてその底力を見せつけた形だ。
究極の「終焉」を描く30周年の集大成
本作『バイオハザード レクイエム』は、シリーズの根源的な恐怖へと回帰しつつ、最新エンジン「RE ENGINE」の限界に挑んだフォトリアルなグラフィックと、高度なAIによる予測不能なクリーチャーの挙動が特徴のタイトルだ。
物語は、これまでのシリーズで語られてきたアンブレラ崩壊後の負の遺産に終止符を打つべく、歴代の主要キャラクターたちが交錯する重厚な群像劇が展開される。特に、閉鎖的な欧州の古城を舞台にした「静」の恐怖と、大規模なバイオテロに立ち向かう「動」のアクションが絶妙なバランスで融合しており、古参ファンから新規プレイヤーまで幅広い層を惹きつけている。
圧倒的な高評価と盤石のプロモーション
今回の爆速での500万本達成の背景には、発売直後から各国のレビュー収集サイト「Metacritic」などで高いスコアを維持し続けている点がある。最適化の行き届いたPC版のパフォーマンスや、PlayStation VR2への完全対応による没入感の高さも、ユーザーの間で口コミとして広がった。
また、カプコンは発売に先駆け、セーブデータが製品版へ引き継げる大規模な体験版「Requiem: Prelude」を配信。この戦略が功を奏し、予約段階から極めて高い熱量を維持したままローンチを迎えることができたと言えるだろう。
シリーズの今後に向けて
カプコンの発表によれば、今後数ヶ月にわたって無料の追加コンテンツ「The Mercenaries -United-」や、新たな高難易度モードの配信を予定しているという。同社は近年、『バイオハザード RE:4』や『バイオハザード ヴィレッジ』でも長期的なセールスを記録しており、本作もまた息の長いヒット作となることが予想される。
『Resident Evil Requiem(バイオハザード レクイエム)』は現在、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store)、およびNintendo Switch 2向けに配信中だ。
