痛みを“希望”として崇めるカルト集団の謎とは?全編手描きのナラティブホラー『集団後遺症』体験版配信開始【Steam絶叫フェス4】

Zeitgeist Studioは10月28日(日本時間)、PC向けナラティブホラー『集団後遺症』(中国語:集體後遺症/英語:NAME OF THE WILL)の体験版を「Steam絶叫フェス4」にて配信。製品版は2026年のリリースを予定している。

『集団後遺症』は、群衆圧力や集団トラウマをテーマにした全編手描きのホラーゲームだ。プレイヤーはカルト集団「希望」に属する番号3279として、思考までも監視される閉ざされた生活を送ることになる。「慈父」と呼ばれる存在を崇め、痛みを“希望”とする信仰の中で、昼は信者たちと過ごし、夜は禁じられた場所に潜入。システムをハッキングしながら、隠された真実を探っていく。

この世界では「操行システム」によってプレイヤーのすべての行動が記録される。ためらいや拒否の仕草まで見逃されず、警告は7回まで。スコアによってエンディングは3種類+隠し1種類に分岐。隣人たちの笑顔の裏には、息苦しい監視と同調圧力が張り巡らされており、恐怖は闇ではなく“日常そのもの”に潜んでいる。

プレイ時間は約6時間を想定。昼夜の行動による展開、カルト組織の仕組みを解き明かすパズル要素、過去と現在を行き来する物語構成が特徴となっている。音楽は台湾金曲奨受賞の音楽プロデューサーhirskが担当し、香港のプロ声優による広東語ボイスも収録される。

今回の体験版では全7章のうち第1章が丸ごとプレイ可能で、オープンマップの探索も楽しめるとのこと。『集団後遺症』は、PC(Steam)向けに2026年にリリース予定。体験版は現在配信中だ。

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