
Netflixのグローバルファンイベント「Netflix TUDUM 2025」が日本時間6月1日、米ロサンゼルスのキア・フォーラムから生配信され、同イベントの冒頭で『イカゲーム』シーズン3の最新予告映像が世界初公開された。
イベントでは、ピンクガードたちがハリウッドサインの前に集結し、整列行進する迫力のオープニング映像が流れ、会場ではダンスパフォーマンスやラッパー・Hanumankindのステージが披露された。司会のソフィア・カーソンはピンクガード姿で登場し、作品への期待感を高めた。
ステージには、主人公ギフン役のイ・ジョンジェとフロントマン役のイ・ビョンホンが登壇。イ・ジョンジェはシーズン2終盤に登場した謎の少年「チョルス」に触れ、「彼は…たぶん“いい子”ではない」と意味深に発言。イ・ビョンホンも「友達にはなりたくないですね」と続け、観客を沸かせた。
さらに、特殊部隊出身のヒョンジュ役のパク・ソンフン、息子とゲームに参加するクムジャ役のカン・エシム、ラッパー“サノス”役のT.O.P(チェ・スンヒョン)らもステージに登場し、会場の熱気を一層盛り上げた。パク・ソンフンは「まるで『イカゲーム』のスペシャルエピソードのようです」と冗談を交えながら、「今回はペナルティはありません」と笑顔で語り、カン・エシムは「『イカゲーム』ファンの皆さん、叫んでください!」と呼びかけた。T.O.Pは「キャストみんながこの新シーズンを語りたくて仕方がない」と語り、ファンの期待をさらに煽った。
イ・ジョンジェは「ファン・ドンヒョク監督が最終回に向けて準備を進めています…あっ、危ない!ネタバレしかけました(笑)」とおどけ、イ・ビョンホンは「シーズン3ではギフンがゲームに終止符を打とうとし、フロントマンは新たな一手を仕掛けます」と示唆した。イ・ジョンジェは「どんなゲームにも終わりはある。そして『イカゲーム』は最後にもう一度、世界を震撼させます」と締めくくり、会場の期待感を一層高めた。
その後、観客を巻き込んだカウントダウンが行われ、シーズン3の予告映像が解禁された。映像には、ギフンが「なぜ僕を殺さなかった?」と絶叫しながら再びゲームに挑む姿が映し出され、血の滴るシーンや絶望に満ちたプレイヤーたちの表情が次々に登場。おなじみの巨大人形・ヨンヒが不気味な童謡を響かせ、“大縄跳び”ゲームでプレイヤーを死地へ追い込む姿が強烈な印象を与えた。
ラストにはフロントマンが「456番、まだ信じるのか」と問いかけ、ギフンの決意が試される場面で締めくくられた。シーズン2を生き延びたミョンギやデホ、ヒョンジュ、クムジャ、ジュニらの行方も注目されている。シーズン3は6月27日よりNetflixで配信予定。物語はいよいよ最終決戦を迎える。