井口昇が描く“食べたいほどの愛”『カニバさん・異端の純愛』6月28日より1週間限定上映

映画『カニバさん・異端の純愛』が、本日6月28日より東京・MONSTER THEATER ROPPONGIにて1週間限定でプレミア上映を開始した。本作は『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』などで知られる井口昇監督が原作・脚本・監督を務める、「異端の純愛」シリーズの第2弾となる最新作だ。

物語は、拒食症に苦しむ少女・珠子と、同じ症状を抱えるカメラマン・溶子との愛情関係から始まる。心中を試みようとした直前、溶子が「あなたを食べたくて仕方がない」と告白したことで狂気が露呈する、いわゆる“歪んだ愛の儀式”を描く。

出演にはブラジル(溶子役)、立花心(珠子役)、小松亮太、オカモトマサト、阿部能丸、倉地真也、熊野仁、七味まゆ味らが名を連ねる。主演を務めるブラジルは、元MIGMA SHELTERのメンバーとしても知られる。

本作は5月末にパリシネマインターディットで国際招待上映を行い、今秋にはベルギーのシネマインターディット・ブリュッセルでも上映予定だ。

また、本プレミア上映は通常の形式とは異なり、18時の回には日替わりの応援上映が組まれている。初日と翌29日の12時・15時には、舞台挨拶も行われる予定だ。チケット料金は一般2,000円、応援上映は5,500円。

映画『カニバさん・異端の純愛』は、MONSTER THEATER ROPPONGI(港区・六本木)にて上映中。

目次