
A24製作の新作ホラー映画『Bring Her Back』が、5月30日に全米で公開され、週末興行収入ランキングで第5位にランクインした。製作費1,500万ドルに対し、公開初週末の興行収入は710万ドルを記録し、2,449館で上映された。海外市場では約100万ドルを加え、全世界での興行収入は約810万ドルとなっている。
本作の監督は、前作『Talk to Me/トーク・トゥ・ミー』で長編デビューを果たしたオーストラリアのフィリッポウ兄弟。主演はサリー・ホーキンスで、養子として引き取られた兄妹が、里親のもとで不気味な儀式に遭遇するという物語が描かれる。
批評家からは概ね好評を得ており、CinemaScoreではホラー作品としては珍しい「B+」の評価を受けた。また、PostTrakの調査では、観客の80%が好意的な評価を示し、57%が「ぜひ他人に勧めたい」と回答している。
A24は本作の海外配給権をソニー・ピクチャーズに提供しており、北米では引き続き自社が配給を担当している。国際的な展開も進んでおり、今後の興行成績にも注目が集まる。