ホラー強めな精神迷宮脱出ADV『UN:Me』発表。4つの魂を宿した少女に待ち受けるのは、あまりにも重い選択

集英社ゲームズは、Day of the Devs: The Game Awards Digital Showcaseにて、ソウル・トリアージ アドベンチャー『UN:Me』(アン・ミー)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)ほか。

物語の主人公は、出口の見えない迷宮で目を覚ました一人の少女。しかし、彼女の意識には迷宮を漂う「4つの魂」が入り込んでいた。これら人間の魂たちは、それぞれの目的を果たすべく、少女の体を乗っ取って勝手に行動しようとする。プレイヤーはこれら複数の魂と対話し、彼らが抱えるトラウマを乗り越えながら、迷宮の謎や少女の正体に迫っていくことになる。

ゲームプレイにおける最大の特徴は、プレイヤーの意図とは無関係に少女の内面が入れ替わるシステムだ。表に出ている魂が変わるたび、見える危険や可能な行動、さらには視認できる景色までもが変容する。各魂は過去に刻まれた独自のトラウマを抱えており、探索中にその“傷”が反応することで、少女の精神状態は不安定に追い詰められていく。

また、迷宮内で手に入る特別なアイテムを用いることで、魂たちの深層に触れる「対話」が可能。どのアイテムを入手するかによって、対話の内容や示される真実が変化し、断片的な言葉の奥には物語の核心が隠されている。そして、本作の最も過酷な要素が魂の選択と消去だ。ひとつの身体に存在できる魂はただひとつ。どの魂を残し、どの魂を削除するのかという決断が、物語の結末を大きく左右することになる。

本作の開発を担当するのは、Unreal Engineを専門とする日本のゲームスタジオ、ヒストリア。代表作には『ライブアライブ』(開発)や『Caligula2』(開発・PC版販売)、『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』(開発)などがあり、今作では企画・シナリオに山中拓也氏を迎えて制作が進められている。

対応プラットフォームはSteamほか、発売日は今のところ未定。まずは公開された1stトレーラーをチェックして、その独特な空気に触れておくといいだろう。

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