ジャスト回避と一閃で霊を断て。和風ホラーアクション『虚衝 – Kyosho』Steamにて早期アクセス開始

むつむつプロジェクトが手がける新作ホラーゲーム『虚衝 – Kyosho』が、5月21日よりSteamにて早期アクセスを開始した。価格は1,200円(税込)。

舞台は静まり返った武家屋敷。そこでは、かつての戦の果てに地縛霊と化した落武者が徘徊しており、居合術やジャスト回避といった動きを駆使して乗り切っていく戦闘が展開される。凝り固まった緊張を断ち切るような、一撃の爽快感が味付けされている。

特徴的なのは、アイテムの扱いだ。集めた品はすべてポリオミノと呼ばれる形のピースに変化し、インベントリにパズルのように収納されていく。パズルの解決や戦闘中の身代わり、ギミックの起動など用途は幅広く、どう使うかはプレイヤーの判断次第。限られたスペースと手持ちのピースをどう運用するかが攻略のカギになる。

演出面では、ジャンプスケアをあえて控えめに設計。和の静けさが漂う空間の中、じわじわと忍び寄る恐怖と緊張感がプレイ全体に張りつめる。派手さよりも、気配と気づきに重きを置いた作りが印象的だ。

早期アクセスではゲーム本編クリアまでプレイ可能。今後のアップデートで、遊び方が一変するモード「簒奪譚(サンダツタン)」や続編シナリオの追加が予告されている。また『虚衝 – Kyosho』は、「ゲームクリエイター甲子園2024」にてスパイク・チュンソフト企画賞、セガ賞、ユークス賞の3部門を受賞しており、インディータイトルとして高い注目を集めている。

『虚衝 – Kyosho』は、Steamにて配信中。価格は1,200円(税込)で、5月28日までは10%オフのローンチセールが実施されている。

目次