
『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』のアリ・アスター監督がA24と再びタッグを組んだ最新作『エディントンへようこそ』。本作の“炎上スリラー”予告編と場面写真5点がついに解禁された。
舞台は2020年、コロナ禍でロックダウンされたニューメキシコ州の小さな町エディントン。息苦しい生活に不満を募らせる住民たちの前に、保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)が突如として市長選に名乗りを上げる。対するは現市長テッド(ペドロ・パスカル)。やがて両者の対立はSNS上の炎上とフェイクニュースに拍車をかけ、町全体を巻き込む大混乱へと発展していく。その裏では、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)がカルト教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の動画にのめり込み、狂気の渦へと飲み込まれていく。
公開された映像では、マスク着用を巡る小競り合いから暴動に発展する町の姿が映し出され、銃を手にしたジョー、熱狂的に演説するヴァーノン、そして炎に包まれるエディントンの光景が次々と登場。破滅へ突き進む町の狂乱を容赦なく描き出している。解禁された写真には、ジョーとテッドの激しい口論、銃を構えるジョー、ヴァーノンの演説シーン、ルイーズとテッドの姿など、混沌に飲まれる町の様子が切り取られている。
主演は『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。さらにペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結し、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォードら実力派も脇を固める。カンヌ国際映画祭コンペティション部門でも注目を浴びた本作は、アスター作品史上もっとも豪華な顔ぶれとなった。




暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす――アリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』は、12月12日(金)全国公開。