映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』新ポスターお披露目─『FNAF:SB』のゲーム要素を反映か

ブラムハウス製作のホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2(原題)』の新ビジュアルポスターが公開された。本作は、2023年に公開された『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の続編で、同名ホラーゲームが原作。

公開されたポスターには、本作に登場する新たなアイテム「FAZTALKER(ファズトーカー)」が描かれており、その液晶部分には「YOU THERE(君はそこにいるの?)」という文字が。この無線機の名前とそのメッセージは、ゲームシリーズを知るファンなら聞き覚えがあるのではないだろうか。

特に注目すべきは、「ファズトーカー」という名前とその役割だ。ゲーム『Five Nights at Freddy’s: Security Breach(FNAF:SB)』のDLC『RUIN』では、前作の主人公グレゴリーが地下に閉じ込められ、助けを呼ぶために「ロキシートーカー」という無線機を使うシーンが登場した。しかし、無線機を使ってその場所に到達すると、そこにはグレゴリーではなく、まったく別の存在である『Mimic』という化け物が待ち構えており、キャシーは罠に嵌められるという展開が描かれた。

今回の映画に登場する「ファズトーカー」も、ゲーム内で登場する「ロキシートーカー」と非常に似た名称であることから、同様の役割を担うのではないかと考えられる。ゲームでは無線機を使うと「Are you there?(そこに君はいる?)」という音が流れるが、このセリフは映画における重要なフックとして機能する可能性がある。

映画版『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、ゲームを最大限にリスペクトしており、こうしたゲーム要素が映画のストーリーに組み込まれていることから見ても、その可能性は非常に高い。映画では、主人公アビーをおびき寄せるための罠として「ファズトーカー」が登場し、これがFNAF2の店舗へと主人公たちを誘導するイベントアイテムとなると予想される。

なお、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』シリーズは、6月14日に新作ゲーム『Five Nights at Freddy’s: Secret of the Mimic』の配信を控えており、映画とゲームの両面でさらなる盛り上がりを見せている。

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2(原題)』は、2025年12月5日米国公開予定。

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